インターナショナルスクールは、もともとは外国人学校として日本で開校しました。
しかし、日本での英語教育開始の低年齢化やグローバル化が進み、情報に敏感な保護者の間でインターナショナルスクールが評判になっています。
インターナショナルスクールの広告が目につくことも増えているのではないでしょうか。
インターナショナルスクールは、日本の学校に比べて学費が高額です。
しかし、高額であるにもかかわらず評判になっている理由は、上回るほどの大きなメリットがあるからだといえるでしょう。
今回は、福岡エリアのインターナショナルスクールについて紹介します。
インターナショナルスクールを選ぶ3つのポイント
インターナショナルスクールを選ぶ3つのポイントを紹介します。
- 何歳まで通うかを決める
- 希望の進学先に合わせて認定資格を取得する
- 日本語の学習レベルを知る
順番に解説していきます。
何歳まで通うかを決める
インターナショナルスクールは、幼稚部のみ、幼稚部から初等部、幼稚部から高等部までの一貫校とさまざまあります。
例えば、海外の大学へ進学させたいと考えているのであれば高等部(18歳)まで、のように何歳まで通うかを決めることは将来の進路にかかわるため重要となります。
希望の進学先に合わせて認定資格を取得する
インターナショナルスクールによって、得られる認定資格が違ってきます。
よく知られているのが、国際バカロレア資格(IB)やA level(英国ケンブリッジ大学傘下の教育機関が提供する国際資格)、IGCSE(イギリスの義務教育課程の修了を指す国家資格)、AP(Advanced Placement)などです。
IBを獲得できるスクールでは、年齢に応じて国際バカロレアのプログラムに沿ったカリキュラムが組まれています。
他にも、西部学校大学協会(WASC)などさまざまな認定資格があります。認定資格を取得すると日本の高校を卒業した扱いになり、日本や海外の大学への入学受験資格が与えられます。
どの認定資格を取得したいか、国内または海外のどの大学を目指すのかによってインターナショナルスクール選びも変わってきます。
日本語の学習レベルを知る
インターナショナルスクールには指導言語に違いがあります。
教育やコミュニケーションのすべてを英語のみで行っているスクールや、2つの言語を自由に話すバイリンガル教育を目指し、日本語の授業を行っているスクールもあります。
日本で生活するうえで、日本語でコミュニケーションを取ることも必要なため、日本語の学習レベルを先に確認しておくとよいでしょう。
学校選びで知っておくべき10個の認定資格
国際バカロレア資格(IB) | 国際バカロレア(IB)は、インターナショナルスクールを卒業する学生に国際的に認められた資格を提供するために、国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が定めた教育プログラムです。 |
WASC | WASCは、米国の6つの地域認定機関の1つである、学校認定委員会西部学校大学協会です。幼稚園から大学レベルまでの学校を認定する、国際的に認められた教育認定機関です。 |
CIS | CISは、インターナショナルスクール評議会といい、質の高い国際教育の推進に取り組む会員組織です。グローバルシチズンシップと質の高い国際教育への取り組みを共有する小中学校、高等教育機関、および個人にサービスを提供しています。 |
ECIS | ECISは、欧州インターナショナルスクール評議会といいます。ヨーロッパおよび世界中の会員を支援し、教育問題や世界的問題への取り組みを主導しています。 |
ACSI | ACSIは、国際キリスト教学校協会といい、キリスト教の学校や教育者にトレーニングとリソースを提供し、キリスト教教育を国際的に促進しています。また、キリスト教をベースとしたカリキュラムを提供する学校に認定を与えています。 |
NEASC | NEASCは、ニューイングランド学校大学協会といい、米国および世界中の1,500を超える公立、独立、およびインターナショナルスクールと提携して、認定を通じてすべての生徒に対する質の高い教育を評価、サポート、および促進する、独立した自発的な非営利会員組織です。この組織は、米国のニューイングランド地域および世界中のあらゆるレベルの教育機関を評価および認定しています。 |
ISI | ISIは、海外にある英国の学校を検査するためのイギリス政府管轄下組織の学校評価機関です。 |
PYP | PYPは、国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムです。3歳〜12歳までを対象としており、精神と身体の両方を発達させることを重視しています。 |
MYP | MYPは、国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムです。11歳〜16歳までを対象としており、青少年に、これまでの学習と社会のつながりを学ばせます。 |
DP | DPは、国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムです。16歳~19歳までを対象としており、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)を取得できます。原則として、英語、フランス語またはスペイン語で実施されます。 |
【一覧表付き】福岡のインターナショナルスクール5選
所在地 | 対象年齢 | 認定資格 | 使用言語 | 学費(/1年) | |
リンデンホールスクール小学部 | 太宰府市 | 5歳~12歳 | なし | 英語・日本語 | 約1,200,000円/帰国生・編入約1,10,000円 |
リンデンホールスクール中高学部 | 筑紫野市 | 12歳~18歳 | IB | 英語・日本語 | 約1,500,000円 |
福岡インターナショナルスクール (FIS) | 早良区 | 3歳~18歳 | IB・WASC | 英語・日本語 | 幼稚部約1,500,000円/初等部約1,650,000円/中等部約1,780,000円/高等部約1,850,000円 |
福岡インターナショナル・デモクラティック・スクール (F.I.D.S.) | 早良区 | 4~19歳 | なし | 英語・日本語 | 4~5歳約360,000円/6歳~11歳約730,000/12歳~約950,000 |
福岡雙葉小学校 | 中央区 | 5歳~12年 | なし | 英語・日本語 | 約400,000円~500,000円 |
リンデンホールスクール小学部
リンデンホールスクール小学部について紹介します。
- 基本情報
- 使用言語
- 学費
- 卒業後の進路
- 学校生活の様子
- おすすめポイント
基本情報
学校名 | リンデンホールスクール小学部 |
所在地 | 福岡県太宰府市五条6丁目16-58 |
電話番号 | 092-918-0111 |
公式サイト | https://lindenhall.ed.jp/elementary/ |
対象年齢 | 5歳~12歳 |
認定資格 | なし |
生徒数 | 約165人 |
受験方法 | 一般入学の生徒は、ネイティブスピーカーによる英語の面接と基礎学力の筆記試験(英語・国語・算数)授業体験、および保護者の面接があります。帰国生・編入の生徒についての受験資格は、初等部3年生以上実用英語技能検定3級以上または同等以上の能力を有する児童となり、詳細はスクールへお問い合わせ下さい。 |
受験倍率 | スクールへお問い合わせ下さい。 |
使用言語
ほぼ全ての教科を英語で指導していますが、国語と道徳は日本語で学んでいます。
国語の授業は公立小学校よりも多くカリキュラムが組まれています。
漢字の読み書きに加え、日本語で考える力を伸ばし文章力を重要視しています。
学級新聞作りから読みやすさや伝え方を学び、読書で育てているのが読む力と創造力。
道徳の時間には日本文化に触れる体験として、一流講師から茶道・陶芸・弓道を習い、校内にある水田で稲作体験をします。
学費
一般入学(年間) | 帰国生・編入(年間) | |
入学金 | 400,000 | 300,000 |
教育充実費 | 400,000 | 350,000 |
施設充実費 | 400,000 | 350,000 |
授業料 | 1,200,000 | 1,080,000 |
教材費 | 120,000 | 96,000 |
後援会費 | 24,000 | 24,000 |
語学研修旅行積立金 | 120,000 | 120,000 |
給食費 | 120,000 | 120,000 |
入学金、教育充実費、施設充実費は、入学手続きの時に入金が必要です。
卒業後の進路
福岡県筑紫野市にあるリンデンホールスクール中高学部やオーストラリアのビーコンヒルズカレッジ、セントパトリック附属高校やフランクストン高校、ハワイのイオラニスクールと提携しているので、提携校に進学している生徒がいるようです。
学校生活の様子
国語と道徳以外の教科を英語で学ぶバイリンガル教育を取り入れています。
英語でプレゼンテーションをしたり、英語の本についてのディスカッションを行ったりして、聞く・話す・読む・書くをバランスよくカリキュラムに取り入れています。
低学年では子どもが英語に慣れ楽しみ、高学年では自分の頭で考え、プレゼンテーションをしたり本を読んだりして、表現する力やコミュニケーション能力を高めています。
教科としては、英語・国語・算数・社会・理科・情報技術・環境・生活・家庭科・美術・音楽・体育を学んでいます。
おすすめポイント
リンデンホールスクールは、文部科学省のカリキュラムに沿った学習指導を行う一条校(学校教育法第一条によって定められている教育施設の通称)です。
英語を6年間で自由に使いこなせる力を養う「英語イマ―ジョン教育」および「環境科」をカリキュラムに取り入れ、文部科学省教育課程特例校に指定されています。
道徳の時間は日本語で行われ、外部の一流講師による茶道・陶芸・弓道の授業や、校内にある水田では稲作体験もあり、日本の伝統的な文化を学べます。
また、日英のバイリンガル教育により、想像力、コミュニケーション能力を伸ばす教育があるのも特徴。放課後の習いごとは、ギター・ドラム・アート、外部講師によるピアノ・バイオリン・サッカー・プログラミングなど各種充実しています。寮も完備されているので、遠方の生徒も入学可能です。
リンデンホールスクール中高学部
リンデンホールスクール中高学部について紹介します。
- 基本情報
- 使用言語
- 学費
- 卒業後の進路
- 学校生活の様子
- おすすめポイント
基本情報
学校名 | リンデンホールスクール中高学部 |
所在地 | 福岡県筑紫野市二日市北3丁目10-1 |
電話番号 | 092-929-4558 |
公式サイト | https://lindenhall.ed.jp/highschool/ |
対象年齢 | 12歳~18歳 |
認定資格 | IB |
生徒数 | 約84人 |
受験方法 | 日本語と英語のどちらを学習言語としているかで試験内容が変わります。これまで日本語を主な学習言語としていた方・英語(作文を含む)・国語(作文を含む)・算数(日本語による)・生徒面接(日本語、英語両方)・保護者面接英語を主な学習言語としていた方・英語(作文を含む)・算数(英語による)・日本語(日本語の出題は日本語能力試験)・生徒面接(日本語、英語両方)・保護者面接 |
受験倍率 | スクールへお問い合わせ下さい。 |
使用言語
リンデンホールスクール中高学部では、国語以外のほぼ全ての教科を英語で指導しています。
中学3年間での英語の授業の多さは公立中学の約4倍にあたり、高等部1年生で大学入学共通テストの英語で8割程度の英語力が身に付くことを目的にしたカリキュラムが組まれています。
学費
一般入学(年間) | 帰国生・編入(年間) | |
入学金 | 300,000 | 300,000 |
教育充実費 | 380,000 | 380,000 |
施設充実費 | 370,000 | 370,000 |
授業料 | 1,200,000 | 1,200,000 |
グローバル教育費 | 276,000 | 276,000 |
後援会費 | 24,000 | 24,000 |
校友会費 | 18,000 | 18,000 |
語学研修旅行積立金 | 180,000 | 180,000 |
給食費(中学生は全員、高校生は選択可能) | 120,000 | 120,000 |
留学生生活サポート費(該当する者のみ) | 1,020,000 | 1,020,000 |
寮に入る生徒は、入寮費100,000円、月額85,000円が別途かかります。
卒業後の進路
日本の国公立大学や慶應義塾大学、上智大学、早稲田大学などの私立大学、アメリカ、イギリスなどの有名大学にも進学実績があります。
学校生活の様子
リンデンホールスクール中高等部では、初等部と同様で国語と道徳以外のほぼ全ての授業を英語で教える英語イマージョン教育を採用しています。
教育を中等部と高等部で区切るのではなく、6年間の中で各科目の先取り学習や中等部と高等部の教科書の重複を省き、一条校(学校教育法第一条によって定められている教育施設の通称)の高校3年生までの科目を高等部1年生になるまでに修了します。
高等部1年生からは、国際バカロレア資格(IB)を取得するIBコースと、主に国内大学への進学を目指すTIコースに分かれています。
おすすめポイント
リンデンホールスクール 中高学部は、2010年に開校しました。
学校教育法第1条で定められた「中等教育学校」であり、文科省で定められた学習指導要領に則って、学習指導が行われています。
中学入学時点で英語力が英検準2級程度あることが望ましいですが、その他の教科の基礎学力があれば、入学後の授業中や補習でのフォローにより英語力を伸ばしてくれるため入学は可能でしょう。
なお、日本人の生徒が9割以上を占めていて、インターナショナルスクールには該当しません。
福岡インターナショナルスクール (FIS)
福岡・インターナショナルスクール (FIS)について紹介します。
- 基本情報
- 使用言語
- 学費
- 卒業後の進路
- 学校生活の様子
- おすすめポイント
基本情報
学校名 | 福岡インターナショナルスクール |
所在地 | 福岡県福岡市早良区百道3-18-50 |
電話番号 | 092-841-7601 |
公式サイト | https://www.fis.ed.jp/ |
対象年齢 | 3歳~18歳 |
認定資格 | IB WASC CIS |
生徒数 | 約350人 |
受験方法 | 受験はありませんが、クラス編成のための英語と数学のテストや面接はあります。幼稚部入学時は、英語力は必要ありませんが、初等部以上への入学は一定レベルの英語力が必要です。 |
受験倍率 | 受験はありません。 |
使用言語
指導言語は英語になりますが、授業で日本語を学びます。英語で授業とコミュニケーションを行っているため、少なくとも1人の保護者がある程度の英語を話せることが重要です。
学費
幼稚部前(3歳・4歳) | 1,501,000 |
幼稚部~初等部5年生 | 1,529,000 |
初等部6年生~中等部2年生 | 1,652,000 |
中等部3年生~高等部1年生 | 1,775,000 |
高等部2年生~高等部3年生 | 1,848,000 |
施設使用料 | 100,000 |
傷害保険料 | 4,800 |
評価・観察料金30,000円、登録料350,000円、制服代、教材代などの料金が別途かかります。
卒業後の進路
早稲田大学、慶應義塾大学などの有名私立大学やアメリカやイギリスなどの海外の有名大学に進学しています。
学校生活の様子
福岡インターナショナルスクールは、さまざまな国籍の生徒がいますが生徒の多くは日本人です。
初等部では日本語・社会・理科・数学・美術・音楽・体育などを学び、中等部では英語・日本語・数学・科学・体育・美術などを習います。高等部2年生からは、IBのディプロマ取得に向けて学び、過去5年間IB受験者の100%がIBディプロマの取得に成功しています。
おすすめポイント
国際バカロレアのカリキュラムに沿って、少人数制により授業を行っています。
初等部では教師と生徒の割合を1:7で授業が行われています。
授業やコミュニケーションはすべて英語で行われ、英語での演劇やパフォーマンス、音楽コンサートなどのイベントを定期的に開催しています。放課後には、9割以上の生徒がスポーツや芸術のアクティビティに参加しています。
福岡インターナショナル・デモクラティック・スクール (F.I.D.S.)
福岡インターナショナル・デモクラティック・スクールについて紹介します。
- 基本情報
- 使用言語
- 学費
- 卒業後の進路
- 学校生活の様子
- おすすめポイント
基本情報
学校名 | 福岡インターナショナル・デモクラティック・スクール |
所在地 | 福岡県福岡市早良区東入部1-41-3 |
電話番号 | 092-804-3663 |
公式サイト | https://fidskids.com/ |
対象年齢 | 4~19歳 |
認定資格 | なし |
生徒数 | 学校へお問い合わせ下さい。 |
受験方法 | 受験はありません。教育理念を理解した上で面談があります。面談後、体験入学をし入学書類を提出となります。 |
受験倍率 | 受験はありません。 |
使用言語
英語を主要言語としていますが、日本語の授業も行っています。
学費
年齢 | 学費 |
入学金 | 60,000 |
4~5歳 | 364,356 |
6歳~11歳 | 728,712 |
12歳~ | 950,712 |
兄弟割引があります。適用条件があるため、詳しくはスクールへお問い合わせ下さい。
卒業後の進路
スクールへお問い合わせ下さい。
学校生活の様子
学年やクラス分けはなく、4~19歳の子ども達がお互い刺激をし合って過ごしています。
年上の子どもは責任感が芽生え、年下の子どもは興味や関心の幅が広がります。
1日の過ごし方は、基本的に生徒の希望をきいてから始まります。
固定のカリキュラム・時間割の枠に縛られず、生徒とスタッフで相談しながら授業内容を決めたり、専門家を招いて深い知識を身に付けたりしています。
生徒もスタッフも同じ1票を持つと考え、学校の運営や学校行事、お金の使い方などについて平等な立場で話し合っています。
おすすめポイント
スクールの大人は「スタッフ」と呼ばれ、スタッフは遊び相手や話し相手、相談役として学習のサポートも行っています。
民主制を取り入れ、生徒とスタッフで一緒になって学校運営を考えることで視点が変わり責任感を育てています。生徒の考える力を伸ばし思考力をつけることで主体性ややる気が育み、行動力につながります。
福岡雙葉小学校
福岡雙葉小学校について紹介します。
- 基本情報
- 使用言語
- 学費
- 卒業後の進路
- 学校生活の様子
- おすすめポイント
基本情報
学校名 | 福岡雙葉小学校 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区御所ヶ谷7番1号 |
電話番号 | 092-531-1215 |
公式サイト | https://www.fukuokafutaba.ed.jp/elementary/ |
対象年齢 | 6歳~12歳 |
認定資格 | なし |
生徒数 | 女子生徒のみ約630人 |
受験方法 | 雙葉コース①総合テスト②面接(本人・保護者)GCコース①総合テスト②英語による口頭試問(本人)③面接(本人・保護者) |
受験倍率 | 学校へお問い合わせ下さい。 |
使用言語
授業とコミュニケーションを英語で行い、国語の授業では日本語を学んでいます。また、福岡雙葉小学校ではTOEFLにチャレンジしています。
学費
雙葉コース | GCコース | |
入学金 | 100,000 | 100,000 |
施設拡充費 | 200,000 | 200,000 |
授業料 | 360,000 | 480,000 |
教育充実費 | 48,000 | 48,000 |
施設維持費 | 96,000 | 96,000 |
別途、児童会費、後援会費などがかかります。
卒業後の進路
福岡雙葉中学校・高等学校への内部推薦制度があります。
大学は、早稲田大学・上智大学・明治大学など指定校推薦枠が豊富にあります。
卒業生は、東京大学・横浜国立大学・慶應義塾大学・早稲田大学・上智大学などの有名大学へ進学しています。
学校生活の様子
キリスト教を根幹とした「心の教育」を大切にしています。
初等部5年生〜高等部2年生を対象に「志の教育」を行い、将来どんな生き方をしたいかを考え、自らの目的に向かって挑戦し続けようとする「力」を育みます。
低学年では小学校生活の生活面や学習面の基礎作りを行い、中学年では“思考”する時間を多く取り入れ生徒同士で話し合い、問題を解決します。高学年では、個々の能力を十分に発揮できるよう教育が行われています。
おすすめポイント
福岡雙葉小学校は、女性の成長に合わせた学習環境を確立している女子校です。
一人ひとりに女子校ならではの「しつけ」や「礼儀作法」の指導が行われています。
中等部や高等部と一緒に昼食を取ったり、部活動に参加したりして交流会を行っています。
毎朝、お祈りの時間があり、「祈る、学ぶ、援け合う」児童を育てています。
【一覧表付き】福岡のプリスクール4選
所在地 | 対象年齢 | 認定資格 | 使用言語 | 学費(/1年) | |
リトルワールド イングリッシュハウス | 福岡市 | 0歳~5歳 | なし | 英語・日本語 | 0歳~2歳444,000円/年少319,200円/年中・年長277,200円 |
キンダーキッズ インターナショナル福岡校 | 福岡市 | 0歳~5歳 | なし | 英語・日本語 | 直接お問い合わせ下さい。 |
CLCプリスクール | 福岡市 | 0歳~5歳 | なし | 英語・日本語 | 180,000円 |
福岡英語幼稚園 プリスクール | 福岡市/北九州市 | 1歳~5歳 | なし | 英語 | 直接お問い合わせ下さい。 |
リトルワールド イングリッシュハウス
リトルワールド イングリッシュハウスについて紹介します。
- 基本情報
- 使用言語
- 学費
- プリスクールでの生活スタイル
- おすすめポイント
基本情報
学校名 | リトルワールド イングリッシュハウス |
所在地 | 福岡県福岡市早良区原7-2-14 |
電話番号 | 092-407-6533 |
公式サイト | http://lw-english-house.com/ |
対象年齢 | 0歳~5歳 |
児童数 | 約50人 |
受験方法 | 受験はありません。 |
受験倍率 | 受験はありません。 |
使用言語
基本的には英語でコミュニケーションを取っていますが、日本語でのコミュニケーションも大切と考えて強制はしていません。日本語も、英語もどちらも大切な言語として教育が行われています。
学費
保育料 | |
0歳~2歳 | 444,000 |
年少 | 319,200 |
年中 | 277,200 |
年長 | 277,200 |
プリスクールでの生活スタイル
基本的には、午前8時に登園し午後2時以降は順次降園となります。
開所時間は、7時~18時で、延長保育は19時までとなります。1歳~3歳児までのサンシャインクラスでは、英語の楽しさを知り、遊びを通して自立し、友達との関わりを通して集団生活に慣れることを目指しています。
4歳児のスタークラスは、体験学習や課外授業を通して英語の語彙力を伸ばしていき、ジュニア英検にもチャレンジします。5歳児のクラスでは英語だけではなく感性や創造力を広げる教育をしています。
おすすめポイント
日本語も英語もどちらも大切な言語と考え、英語のみの使用の強制はしていません。
教育理念は「人にやさしく」「素直な心で」「自立ができる子ども」として個々の特性を最大限に生かす教育をしています。
外国と日本両方の行事を取り入れ、体験することで多くの異文化に触れることができ、楽しみながら英語を学んでいます。
キンダーキッズ インターナショナル福岡校
キンダーキッズ インターナショナル福岡校について紹介します。
- 基本情報
- 使用言語
- 学費
- プリスクールでの生活スタイル
- おすすめポイント
基本情報
学校名 | キンダーキッズ インターナショナルスクール福岡校 |
所在地 | 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目4番27号 福岡AIビル1F |
電話番号 | 092-832-6828 |
公式サイト | https://www.kinderkids.com/school/fukuoka/ |
対象年齢 | 0歳~5歳 |
児童数 | 直接お問い合わせ下さい。 |
受験方法 | 受験はありません。 |
受験倍率 | 受験はありません。 |
使用言語
キンダーキッズ インターナショナルスクール福岡校は、日本に暮らす子ども達のためのインターナショナルスクールです。
指導言語は英語ですが日本文化を学んだり日本の優れた教育要素を取り入れたりしています。園内の掲示物やお知らせは日本語と英語の2カ国語で表示しています。
学費
保育料は、保育コースなどにより異なりますので直接お問い合わせ下さい。
プリスクールでの生活スタイル
保育時間はロングコース、ショートコースがあります。保育時間はそれぞれ、ロングコース7:45~18:15、ショートコース10:00~13:30となります。要望があれば、1日のみのショートもしくはロング保育の預かり保育にも対応しています。
おすすめポイント
開放的なエントランス、壁一面がガラス張りの明るいクラスルーム、屋内ジムを完備しています。園庭は人工芝で砂場や大型のアスレチック遊具があります。天気の良い日はシーサイドももち海浜公園まで散策に出かけます。
卒園までにネイティブの子ども達の小学2年生レベルの英語力を身につけることを目標としています。
CLCプリスクール
CLCプリスクールについて紹介します。
- 基本情報
- 使用言語
- 学費
- プリスクールでの生活スタイル
- おすすめポイント
基本情報
学校名 | CLCプリスクール |
所在地 | 福岡県福岡市中央区六本松4丁目11-26-2F |
電話番号 | 092-733-8664 |
公式サイト | なし |
対象年齢 | 2歳~5歳 |
児童数 | 直接お問い合わせ下さい。 |
受験方法 | 受験はありません。 |
受験倍率 | 受験はありません。 |
使用言語
指導言語は英語ですが、日本語も使いバイリンガル教育を行っています。
学費
・入学金 20,000円
・年間教材費 6,000円~
・月謝 15,000円~
プリスクールでの生活スタイル
保育時間は、9:30~17:00となります。
アメリカのプリスクールカリキュラムを使い、集団生活により創造力や考える力を育てています。英語でコミュニケーションをとり、絵本、工作、歌、言葉選び、クッキングなどを行っています。遊びながら自然に英語を身に付けていきます。
おすすめポイント
スタッフ1人につき子どもは6人までの少人数制となっています。インターナショナルスクールで教育経験のある教員が指導するため、国際的感覚が身につきやすく、バイリンガルに育ちます。
福岡英語幼稚園 プリスクール
福岡英語幼稚園 プリスクールについて紹介します。
- 基本情報
- 使用言語
- 学費
- プリスクールでの生活スタイル
- おすすめポイント
基本情報
学校名 | 福岡英語幼稚園 プリスクール | |
所在地 | 大橋教室 福岡県福岡市南区若久4-1-6 | 八幡教室 福岡県北九州市八幡東区中央2-1-1レインボープラザ1F |
電話番号 | 092-541-2139 | 093-662-2230 |
公式サイト | https://www.aesfukuoka.jp/ | |
対象年齢 | 1歳~5歳 | |
児童数 | 直接お問い合わせ下さい。 | |
受験方法 | 受験はありません。 | |
受験倍率 | 受験はありません。 |
使用言語
全てのカリキュラムを英語で教育しています。
学費
直接スクールにお問い合わせ下さい。
プリスクールでの生活スタイル
音楽・ダンス・アート・体育・科学・数学・マナートレーニングなどを全て英語で学んでいます。
おすすめポイント
1歳児~3歳児の脳に刺激を与えると変化が大きく、IQが高くなるといわれています。その考え方をもとに福岡英語幼稚園プリスクールが目指しているのは、子どもの自尊心と自信を育てる教育。
最終的には、英語の本を200〜300冊程度読むようになり、卒業試験ではすべて英語による5時間のテストを受けるほどに成長します。
プリスクールは保育園無償化の対象
幼児教育・保育無償化制度が2019年10月から始まっています。
この制度は、幼稚園や保育園などを利用している3歳から5歳までの保育料が無償化される制度です。
インターナショナルスクールも無償化の対象となっているところがあります。
しかし実際は、月額37,000円を市区町村から補助される形になり、保育料の全額が無償化というわけではありません。詳しくはお住まいの市区町村の窓口へお問い合わせ下さい。
よくある質問
インターナショナルスクールについてよくある質問について回答します。
- インターナショナルスクールと小学校の違いは?
- インターナショナルスクールの学費は高い?
- インターナショナルスクールのメリットとデメリットは?
インターナショナルスクールと小学校の違いは?
インターナショナルスクールは、本来は「日本にある外国人学校」です。
しかし、近年日本人の入学希望者が増え、一定割合日本人を入学させていたり、日本人のためのインターナショナルスクールも開校されています。
また、インターナショナルスクールの指導言語は基本的に英語であることが多く、英語のみで教育を行うケースもあります。加えて日本の学校に比べるとインターナショナルスクールは学費が高いです。
そして最大の違いは、日本の義務教育の卒業資格の有無です。
インターナショナルスクールを卒業しても日本の義務教育を修了したとみなされないことが多く、卒業後の進路を踏まえてスクールを選ぶことは重要といえます。
インターナショナルスクールの学費は高い?
インターナショナルスクールは、学校教育法に定められた教育施設ではないため国からの補助金などがありません。
すべて納入される学費によって賄われています。
そのため、学費が高くなり、施設費や備品購入費などが学費以外の費用として含まれています。
また、少人数制を取り入れ、ネイティブの教師を雇うのにも多額の人件費がかかっています。
インターナショナルスクールのメリットとデメリットは?
インターナショナルスクールに通うメリットとデメリットについて紹介します。
【メリット】
- 高い英語力が身に付く
- グローバルな感覚が身に付く
- さまざまな国籍の友人ができる
- 子どもの自主性や主体性が育つ
- 将来のキャリアにつながる
【デメリット】
- 日本語の習得に問題がでる可能性がある
- 学費が高い
- 進学に影響がでる可能性がある
まとめ
グローバル化や英語教育開始の低年齢化が進んでいる日本ですが、言語の習得には環境が一番重要です。
特に幼いころの方が言語の習得は早く、環境に慣れることも早いといえます。
デメリットも多いインターナショナルスクールですが、子どもの将来を考えるとメリットの方が大きいといえるでしょう。将来の仕事や活躍の幅が広がり、子ども自身の価値観や可能性を大きく広げてくれます。
オープンスクールを行っているスクールも多くありますので、ご家族で見学に行ってみてはいかがでしょうか。
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