神奈川のおすすめインターナショナルスクール4選|選び方や学費なども紹介

神奈川県には、横須賀海軍施設や横浜中華街など、外国を身近に感じる場所が数多くあります。

特に横浜市は、年々海外から移り住む人が増えている傾向にあり、インターナショナルスクールも多数あります。

神奈川県のインターナショナルスクールには、歴史が長いスクールや指導言語が英語ではないスクールもあり、認定資格もさまざまです。

インターナショナルスクールを選ぶうえで、認定資格やカリキュラムは重要なポイントとなります。

この記事では、神奈川県のインターナショナルスクールの選び方や神奈川のおすすめインターナショナルスクール4選を紹介します。

※2023年8月時点での情報になります。

目次

神奈川のインターナショナルスクールの選び方

まずは、神奈川のインターナショナルスクールの選び方について紹介します。

・カリキュラム内容
・学校に通う期間
・学費
・国際認定


これらは重要なポイントとなりますので、順番に解説していきます。

カリキュラム内容

インターナショナルスクールはそれぞれのスクールによってカリキュラムが異なります。

代表的な認定資格は、国際バカロレア資格(IB)です。

国際バカロレア資格の認定が受けられるインターナショナルスクールでは、国際バカロレアのプログラムに沿ったカリキュラムが組まれています。

ほかにも、国際認定されている資格はいくつかあり、授業内容も異なります。

カリキュラムによって子どもの将来の選択肢が大きく変わるため、将来の方向性に合ったインターナショナルスクール選びが重要となります。

学校に通う期間

インターナショナルスクールを選ぶうえでは、何歳まで通わせるかということも重要です。

幼稚部のみというスクールから、幼稚部から初等部まで、幼稚部から高等部までの一貫校と、種類はさまざまあります。

認定資格やその後の進学先にも関わりますので、将来を考えて何歳まで通わせるかを入学前に検討することをおすすめします。

学費

インターナショナルスクールは、日本の一般的な学校と比較すると学費が高額となります。

日本の私立の小学校と比較しても高額で、選ぶインターナショナルスクール次第で学費は大きく異なります。

入学金や年間の授業料など、ご家庭の予算を考慮して、インターナショナルスクールを選ぶことも大切です。

国際認定

国際認定を得ているということは、健全な運営をし、国際的な機関に承認されていて、日本の文部科学省のお墨付きということです。

認定資格があるスクールを卒業すると、日本の高校を卒業したことと同等になり、日本や海外の大学の受験資格を得ることができます。

お子様に適切な教育を受けさせるためにも、国際認定のあるインターナショナルスクールを選ぶようおすすめします。

神奈川のおすすめインターナショナルスクール4選

ここでは、神奈川のおすすめのインターナショナルスクール4選を紹介します。

スクールによって、認定資格や指導言語などに違いがあるので、よく確認してください。

横浜インターナショナルスクール

住所横浜市中区小港町2-100-1
電話番号045-622-0084
メールアドレスyis@yis.ac.jp
評価認定IB NEASC  CIS
学費(授業料)早期学習センター(半日)1,890,000円早期学習センター(全日)2,340,000円幼稚部  2,845,000円初等部1年生~5年生  2,845,000円初等部6年生~高等部2年生  2,960,000円高等部3年生  3,045,000円

登録料1,050,000円、キャンパス開発費320,000円、一部課外活動費、体操服代金が別途かかります。

横浜インターナショナルスクールは1924年に開校し、2024年には創立100周年を迎えます。

有名な隈研吾建築都市設計事務所が設計した本牧の新校舎に2022年1月に移転しました。

国際バカロレア(IB)プログラムを採用し、幼稚部から高等部までの一貫教育を行っています。

54ヵ国の国籍を持つ700人の子どもと18ヵ国の国籍を持つ教職員が在籍し、国際色豊かな環境となっています。

少人数制を取り入れ、充実した課外授業も魅力です。

40年以上前から始まったフード フェアは、学校の伝統となっており、さまざまな国の屋台、ゲーム、音楽エンターテイメント、抽選会、出店などで、多文化コミュニティを終日祝います。

また、毎年TEDxYouth@YISを開催し、5人の講演者のラインナップで希望に満ちた将来の見通しの講演を行っています。

サンモールインターナショナルスクール

住所神奈川県横浜市中区山手町83
電話番号045-641-5751
メールアドレスinfo@st​​maur.ac.jp
評価認定IB NEASC  CIS IPC CAIE
学費(授業料)幼稚部 2,319,000円~2,496,000円初等部1年生~初等部5年生 2,787,000円初等部6年生~中等部3年生 2,850,000円高等部1年生~高等部2年生 2,860,000円高等部3年生 3,016,000円

登録料950,000円、キャンパス開発維持基金250,000円、その他PSG年会費、生徒会費がかかります。

サンモールインターナショナルスクールにはおよそ150年の歴史があり、日本およびアジアに現存する最古のインターナショナルスクールです。

40ヵ国以上の国籍の483人の子どもが学んでいます。

子ども7人に対して教師が1人という少人数制を取り入れ、幼稚部はモンテッソーリ教育システム、初等部以上は国際バカロレアのカリキュラムを取り入れています。

フランス語を話す家庭のニーズを満たすために、キャンパス内にフランス語学校を開設しました。

ホライゾンジャパンインターナショナルスクール

住所神奈川県横浜市神奈川 区大野町1-24
電話番号045-624-8717
メールアドレスinfo@horizon.ac.jp
評価認定IB CIS ECIS WASC
学費(授業料)幼稚部 1,800,000円初等部1年生~5年生 2,000,000円初等部6年生~高等部3年生 2,150,000円

登録料300,000円、建物維持費600,000円、必要に応じて、食事代や学習サポート代などが別途かかります。

50ヵ国以上の国籍を持つ450名を超える子どもが学んでいます。

子ども6人に対して教師1人という少人数制を取り入れ、国際バカロレア(IB)のカリキュラムを基に学習しています。


幼稚部では生涯学習者としての基礎を築き、初等部では学力の基礎を構築し、中等部では生涯学習者の育成。

高等部では、自立心・学習能力・行動意欲・感謝の気持ちを養える環境作りを目指しています。

東京横浜独逸学園

住所横浜市都筑区茅ヶ崎南2-4-1
電話番号045-941-4841
メールアドレスwww.dsty.ac.jp dsty@dsty.ac.jp
評価認定ドイツ国際アビトゥア
学費(授業料)幼稚部 1,770,000円初等部1年生~4年生 1,610,000円初等部5年生~高等部3年生 1,750,000円

入学金650,000円、スクールバスを使用する子どもはさらに380,000円がかかります。

東アジア地域で一番歴史の古い海外にあるドイツの学校です。

幼稚部から高等部までの一貫教育を行い、授業はドイツ語で行われています。

子どもの国籍はドイツ、スイス、オーストリア、日本をはじめ約20カ国にのぼり、インターナショナルな環境となっています。

好奇心と学ぶ喜びを育て、児童生徒一人ひとりに合ったサポートをしています。

幼稚科は、ドイツ語が堪能ではなくても入園可能です。

しかし、小学校以上で入学を希望する場合は、授業を理解できる程度のドイツ語が必須です。

神奈川のインターナショナルスクールに入学させるメリット

神奈川のインターナショナルスクールに入学させるメリットを紹介します。

・グローバルな環境で学習できる
・海外の大学に進学しやすい
・主体性を育てられる

グローバルな環境で学習できる

インターナショナルスクールは、基本言語が英語となっています。

もともと在日の外国人学校として開校しているスクールが多く、さまざまな国籍の子どもが在籍しています。

そのため、日常生活のコミュニケーションも英語となり、ネイティブな英語が身につきます。

海外の大学に進学しやすい

卒業時に認定資格を得られるインターナショナルスクールでは、国際的な教育水準の教育を受けることができます。

国際認定資格があると、卒業と同時に海外の大学の入学試験の受験資格を得られます。

インターナショナルスクールで学ぶことで、グローバルな感覚が養われ、将来の選択肢が広がります。

主体性を育てられる

インターナショナルスクールは、個性を尊重し、主体性を高めることで、将来国際社会で活躍できるような人材育成教育を行っています。

そのため、自主性が養われ、自分の意見を述べたり自己主張ができるようになり、高いコミュニケーション能力が身に付きます。

神奈川のインターナショナルスクールに入学させるデメリット

神奈川のインターナショナルスクールに入学するデメリットを紹介します。

・国内の大学へ進学しにくい
・経済的負担が大きい
・日本語力が低くなる可能性がある


順番に解説していきます。

国内の大学へ進学しにくい

インターナショナルスクールによっては、認定資格が得られずに各種学校の扱いとされ、卒業しても「日本の義務教育を受けていない」と見なされるケースがあります。

その場合、国内外の大学の受験資格がなく進学が難しくなります。

認定資格がないインターナショナルスクールも多いので、将来を見据えてのスクール選びは重要です。

経済的負担が大きい

インターナショナルスクールは、国や地方自治体からの補助金がないため、日本の一般的な学校より学費が高くなります。

入学金や年間の授業料、教材や施設の維持費など、さまざまな費用が必要となります。

何年間通うか決めることも重要ですし、ご家庭の経済状況を鑑みて検討することも大切です。

日本語力が低くなる可能性がある

インターナショナルスクールの多くは指導言語が英語であり、英語のみでコミュニケーションのすべてを行うスクールもあります。

スクールによっては、日本文化を学び日本語の指導を行うケースもあります。

日本で生活していると日本語でのコミュニケーションも必要となるので、選ぶスクールによっては同年代の子どもと比較して日本語力が低くなる可能性があることを知っておきましょう。

神奈川のインターナショナルスクールが向いているケース

子どもを将来海外の大学へ進学させたい、バイリンガル教育を受けさせたい、主体性を持った子どもに育てたい、経済的に余裕がある、といったご家庭にはインターナショナルスクールは最適といえます。

また、神奈川という土地柄、英語やその他の外国語に触れる機会が多いといった環境の方にも、神奈川のインターナショナルスクールはおすすめです。

神奈川のインターナショナルスクールに関するよくある質問【Q&A】

神奈川のインターナショナルスクールに関するよくある質問について回答します。

神奈川のインターナショナルスクールの学費は平均いくらですか?

インターナショナルスクールの学費は、年間で150万円~200万円程度となります。

神奈川のインターナショナルスクールは、他県よりも高い傾向にあります。

スクールバスや課外活動、寮生活など、さまざまな要因により、かかる学費は子どもによって差があります。

神奈川のインターナショナルスクールは何歳から入学を受け付けていますか?

インターナショナルスクールは、幼稚部からの入学が多く受け入れ年齢はスクールによって異なります。

環境に早く馴染ませるために3歳までに入学させているケースも多く、0歳や1歳から受け入れているスクールもありますので、スクールに問い合わせてください。

神奈川のインターナショナルスクールはネイティブな英語力がなくても入学できますか?

入学時に英語力が必要かどうかは、インターナショナルスクールによって異なります。

幼稚部から入学する場合は、英語力は問題にならずスクールで指導されるケースが多いでしょう。

初等部や中等部から転入する場合は、授業についていけるだけの英語力が必要となるため、入学条件に英語力が含まれている場合が多くなります。

また、インターナショナルスクールによっては、保護者の英語力も問われるケースがあることを知っておきましょう。

まとめ

インターナショナルスクールを選ぶうえで、カリキュラムや期間、学費、認定資格は重要です。

さらに、神奈川のインターナショナルスクールは、他県よりも学費が高い傾向にあります。

しかし、それだけ英語力やグローバルな感覚が必要とされているともいえるでしょう。

インターナショナルスクールに通う経験は、子どものグローバルな感覚と主体性を養い、将来の選択肢を広げてくれます。

神奈川県の学校では英語の早期教育の時期がより早まっている傾向にあります。

オープンキャンパスを行っているインターナショナルスクールも多くありますので、実際に見学に行ってみてはいかがでしょうか。

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