シンガポールのおすすめインターナショナルスクール10選|選び方や学費なども紹介

日本からの移住者も年々増加しているシンガポールには、さまざまなインターナショナルスクールがあります。

しかし、どのスクールがお子様やご家庭に合っているのか、見極めるのは難しいでしょう。

今回は、シンガポールのインターナショナルスクールを10校ピックアップし、それぞれの特徴をまとめてみました。

また、スクールの選び方や学費なども記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

シンガポールのインターナショナルスクールの選び方

シンガポールのインターナショナルスクールを選ぶ際は、以下のポイントに気をつけましょう。

・教育カリキュラム
・経済面
・国際認定


これより上記のポイントについて紹介していくので、お子様のインターナショナルスクールを選ぶ方は、ぜひチェックしてみてください。

教育カリキュラム

インターナショナルスクールは、学校によってカリキュラムが異なります。
種類はいくつかありますが、なかでも代表的なのが以下の3つです。

・国際バカロレア
・CIS
・WASC


国際バカロレア(IB)は、スイスを本拠地とする国際バカロレア機構の教育プログラムです。

初等部、中等部、高等部に相当する3つのプログラムに分かれているので、日本人にも馴染みやすいのが特徴です。

また、異文化理解と尊重を重視するため、さまざまな民族が集まるシンガポールでは人気があります。

さらに、IBディプロマプログラムを修了し試験に合格すると大学入学資格が取得でき、世界中の大学から進学先を選べるので、お子様の選択肢を増やすこともできます。

CISは、オランダを拠点とし、世界116カ国のスクールが加盟している国際認定機関のカリキュラムです。

CIS認定を受けたスクールで12年間学べば、海外だけでなく日本の大学の受験資格も得られます。そのため、いずれ日本に戻る予定があるご家庭におすすめです。

WASCは、アメリカカリフォルニア州を本部とする教育組織のカリキュラムで、日本国内のインターナショナルスクールでも採用されているケースが多いです。

日本ですでにインターナショナルスクールに通っているお子様は、シンガポールでも同じカリキュラムの学校を選ぶとスムーズでしょう。

経済面

シンガポールに限った話ではありませんが、インターナショナルスクールに通わせる場合は学費に気をつけましょう。

公立・私立などの普通の学校と比較して、インターナショナルスクールは学費が高い傾向にあります。

日本とシンガポールでは物価も異なるため、ご家庭全体の経済面を考慮しながらスクールを選ぶことが大切です。

特に、ご家庭の都合ではなくインターナショナルスクールに通わせるためにシンガポールへ移住する場合は、引越し費用や渡航費などさらに費用がかかります。

日本にあるシンガポールのインターナショナルスクールへ通わせる手段もあるので、学費面についてご家庭で一度話し合ってみてください。

国際認定

シンガポールでのインターナショナルスクールを選ぶ際は、国際認定を得ているかどうかを確かめましょう。

国際認定とは、そのインターナショナルスクールがしっかり運営していることを国際機関が認めているということです。

国際認定を得ていれば、確かな教育カリキュラムで健全な運営をしている証になるので、安心してお子様を預けられるでしょう。

しかし、国際認定を受けているインターナショナルスクールは多いですが、未承認のスクールがないわけではありません。

運営体制の雑さや歴史の浅さを懸念する場合は、スクール選びの際に国際認定の有無を確認してみましょう。

シンガポールのおすすめインターナショナルスクール10選

ここからはシンガポールのインターナショナルスクールの中でおすすめ10校を紹介いたします。

それぞれの詳細だけでなく、特徴や学費についても記載しているので、お子様やご家庭に合っているかどうかも確認しやすいでしょう。

ぜひ、参考にしてみてください。

Australian International School

シンガポールの中心地に位置しているスクールで、交通の利便性の高さが魅力です。

生徒は欧米系が多く、ネイティブな英語を習得しやすいです。

カリキュラムはオーストラリアのHSCも選択できるため、豊富なカリキュラムからお子様に合ったものをセレクトしたいご家庭におすすめです。

また、生後2ヶ月から5歳までの子どもを対象としたクラスも用意されているので、幼児期から英語教育を受けさせたいご家庭にも向いています。

住所1 Lorong Chuan Singapore 556 818
電話番号+65 6517 0247 (Admissions)+65 6664 8127 (General enquiries)
メールアドレスadmissions@ais.com.sg
評価認定IB (PYP・DP)、 IGCSE
学費S$38,856 (Prep – Year 5)

Canadian International School

2歳から18歳を対象に一貫したIBプログラムを提供しているインターナショナルスクールで、英語の他に第2外国語として中国語・スペイン語・フランス語を選択できます。

生徒の大多数がイギリス系で、ひとクラスあたり3〜4名ほど日本人がいるため、イギリス英語だけでなく日本語にも触れやすい環境でしょう。


カレッジは2つあり、新しくできたレイクサイドキャンパス設備も充実しています。

住所7 Jurong West Street 41, (S) 649414
電話番号+65 6467 1732
メールアドレスadmissions@cis.edu.sg
評価認定IB (PYP・MYP・DP)
学費S$39,890 (G4-G6)

Dulwich College Singapore

イギリスの名門校がアジアを中心に展開しているインターナショナルスクールで、シンガポールだけでなく韓国や中国にも系列校があります。

そのためアジア系の生徒が多く、日本人も多いです。

創立したのは2014年と比較的新しいですが、IB・DP試験においてシンガポールの学校の中で5位という好成績を収めた実績があるため、人気があります。

住所71 Bukit Batok West Avenue 8, (S) 658966
電話番号+65 6890 1003
メールアドレスadmissions.singapore@dulwich.org
評価認定IGCSE、IB (DP)
学費S$41,170(Year3-Year6)

Stamford American International School

大規模なインターナショナルスクールで、およそ3,000人もの生徒が学んでいます。

オーストラリアンスクールと同じマネジメントなので、整った設備や規模の大きさを求めるのであればこちらがおすすめです。

カリキュラムはIBまたはAPを選択できるので、お子様に合わせて選びましょう。

住所1 Woodleigh Lane (Off Upper Serangoon Road), (S) 357684
電話番号+65 6653 2949 
メールアドレスadmissions@sais.edu.sg
評価認定IB (PYP・MYP・DP)
学費S$43,551 (G1-G5)

EtonHouse International School

シンガポール発祥のインターナショナルスクールで、世界12カ国に100校以上を展開しています。

シンガポール国内には4校と10のプレスクールが展開されているので、立地や利便性で選びましょう。

また、ブロードリック校は開校当初の1995年からあることから歴史を重んじるご家庭におすすめです。

住所51 Broadrick Road (S) 439501
電話番号+65 6346 6922
メールアドレスbroadrick@etonhouse.edu.sg
評価認定IB (PYP・DP)、IGCSE
学費S$2,231.73 (3 years old)

Chatsworth International School

2018年にキャンパスを移転しているため、比較的新しく綺麗な設備が整っています。中規模なので雰囲気もアットホームで、生徒1人1人をしっかり見てくれるでしょう。

また、英語を習得していない新入生には高学年の生徒がバディとなってサポートするシステムもあるので、移住者でも安心です。

住所72 Bukit Tinggi Road, (S) 289760
電話番号(65) 6463 3201
メールアドレスinformation.bt@chatsworth.com.sg
評価認定IB (PYP・MYP・DP)、WASC
学費S$31,870.00(Year1-6)

Global Indian International School

アジアを中心に22のキャンパスを展開しており、規模の大きさも魅力です。

さまざまなプログラムから、集中力・協調性・自立心・責任感を育むのを目標としています。

なお、日本にもあるインターナショナルスクールなので、シンガポールに移住せずともカリキュラムを受けることも可能です。

住所27 Punggol Field Walk, Singapore 828649
電話番号+65-6914-7100
メールアドレスAdmissions.sg@globalindianschool.org
評価認定IB(PYP・DP)、IGCSE
学費$ 4224.00(Nursery, KG1 And KG2)

Nexus International School Singapore

マレーシア創設のイギリス系インターナショナルスクールで、シンガポールには2011年に開校しました。

2020年に新しい校舎に移ったため、綺麗な設備を求めるお子様や保護者からも人気です。

住所1 Aljunied Walk, (S) 387293
電話番号+65 6536 6566 
メールアドレスenquiry@nexus.edu.sg
評価認定IB (PYP・MYP・DP)、IGCSE、CIS
学費S$35,600.00(Year 1)

Dover Court International School

1972年設立のシンガポール発祥インターナショナルスクールで、歴史があります。教員のほとんどはイギリス出身ですが、生徒は国際色豊かで、さまざまな人種と関われるのがメリットです。

住所Dover Court International School301 Dover Road139644Singapore
電話番号  +65 6775 7664
メールアドレスadmissions@dovercourt.edu.sg
評価認定IB(DP)、IGCSE
学費S$25,448(Born01/09/2019-31/08/2020)

Overseas Family School

生徒数3,000人以上の大規模なインターナショナルスクールで、比較的日本人と韓国人が多いです。

そのため英語のサポートカリキュラムの他に、日本語での授業もあります。お子様の日本語力をキープしたい場合や、英語が話せない場合におすすめです。

住所81 Pasir Ris Heights, (S) 519292
電話番号+65 6738 0211
メールアドレスsupport@ofs.edu.sg
評価認定IGCSE、IB(MYP・DP)、WASC
学費S$16,100(K1-K2)

シンガポールのインターナショナルスクールに入学させるメリット

日本からシンガポールのインターナショナルスクールに入学させるメリットは、一体何なのでしょうか?
主に挙げられるメリットは以下です。

・自然なネイティブ英語を身につけられる
・子どもに合った学校を選べる
・主体性を育成できる


それぞれのメリットについて詳しく紹介していくので、シンガポールのインターナショナルスクールにお子様を通わせるか悩んでいる方はチェックしてみてください。

自然なネイティブ英語を身につけられる

シンガポールのインターナショナルスクールに通わせることで、自然なネイティブ英語を身につけられます。

インターナショナルスクールの基本言語は英語なので、授業や校内では英語を使って会話するのが一般的です。

また、通う生徒は外国人が多いので、友人とのコミュニケーションも自ずと英語になります。

普段からグローバルな環境に身を置くので、お子様は自然と英語が身につくでしょう。

子どもに合った学校を選べる

インターナショナルスクールは、学校によって校風や雰囲気が異なります。

普通の学校とは違うので、お子様やご家庭の方針に合った学校を選べるのがメリットです。

のびのびと学習できる環境にいれば、お子様の人格形成や意欲力も良い方向に伸ばせるでしょう。

主体性を育成できる

インターナショナルスクールは、主体性を育成できるのがメリットの一つです。

自ら疑問を出し、考え行動させることで答えを導く教育を提供しています。

普通の学校では1人1人が自主的に行動する教育はなかなかできないので、お子様の主体性を伸ばしたいのであれば、インターナショナルスクールがおすすめです。

シンガポールのインターナショナルスクールに入学させるデメリット

インターナショナルスクールに入学させることは、メリットばかりではありません。きちんとデメリットも理解した上で、お子様を入学させるか決めましょう。

主に挙げられるデメリットは以下になります。

・経済的負担が大きい
・日本語力を伸ばしにくい


それぞれの詳細について記載するので、確認してみてください。

経済的負担が大きい

やはり経済的な負担が大きいことは、インターナショナルスクールのデメリットとして挙げられます。

一般的な学校よりも学費が高いだけでなく、日本からシンガポールに移住するとなると渡航費や引越代なども必要です。

日本語力を伸ばしにくい

インターナショナルスクールでは日常会話が英語になるため、お子様が日本語を使う機会が減ります。

そうなると、日本語力が低下しやすくなるので日本に戻った時にお子様が苦労する可能性があることを覚えておきましょう。

シンガポールのインターナショナルスクールが向いているケース

シンガポールのインターナショナルスクールが向いている場合は、以下のケースです。

・グローバルに活躍できるように育てたい
・主体性のある子どもに育てたい
・経済的に余裕がある


上記に当てはまるのであれば、シンガポールのインターナショナルスクールに通わせることを、積極的に検討してみてもいいかもしれません。

シンガポールのインターナショナルスクールに関するよくある質問【Q&A】

シンガポールのインターナショナルスクールに関して、よく寄せられる質問をまとめてみました。

・シンガポールのインターナショナルスクールの学費は平均いくらですか?
・シンガポールのインターナショナルスクールの御三家はどこですか?
・シンガポールのインターナショナルスクールは英語力がなくても入学できますか?

詳しく解説するので、事前によくある質問を押さえておきましょう。

シンガポールのインターナショナルスクールの学費は平均いくらですか?

シンガポールのインターナショナルスクールは、年間200万円〜400万円が平均的な学費です。

スクールによって学費は異なるため、平均値にも幅があります。

それぞれのスクールの学費をチェックして、予算に合ったところを選びましょう。

シンガポールのインターナショナルスクールの御三家はどこですか?

シンガポールのインターナショナルスクールで、御三家と呼ばれるのは「UWC SOUTH EAST ASIA」「シンガポールアメリカンスクール(SAS)」「タングリントラストスクール(英国系)」です。

どれも伝統的なインターナショナルスクールで、歴史や実績を重んじる方から支持されています。

シンガポールのインターナショナルスクールは英語力がなくても入学できますか?

基本的に、幼稚部や初等部低学年であれば、英語力より積極性が評価されることが多いようです。

英語を話せない子どものためのサポートを実施しているスクールもあるので、その点を押さえて学校選びをしましょう。

ただし、初等部高学年以降になると、英語力を重視される可能性があるのでスクールにご確認ください。

まとめ

シンガポールのインターナショナルスクールはさまざまな学校があり、お子様の主体性や英語力を育めます。

まずはお子様がどのようなインターナショナルスクールに合っているのかを吟味して、そこからスクール選びを始めましょう。

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