英語教育の低年齢化やグローバル化が加速している現代で、インターナショナルスクールの人気が高まっています。
特に世田谷区は、都心に近く高級住宅街なので、インターナショナルスクールを検討しているご家庭が多く需要も増えているようです。
そこで、こちらの記事では世田谷区のインターナショナルスクール6選を紹介します。
※2023年8月時点での情報です。
世田谷区のインターナショナルスクールの特徴
世田谷区は、高級住宅街でもあり子どもの教育に熱心な保護者が多く見られます。
インターナショナルスクールは、幼稚部のみのスクールから、幼稚部から高等部までの一貫校などさまざまあります。
今回紹介するスクールにもあるように世田谷区には古くからある名門のスクールも複数存在しています。
世田谷区のインターナショナルスクールの選び方
世田谷区のインターナショナルスクールの選び方について紹介します。
・国際認定
・通学期間
・学費
国際認定
インターナショナルスクールを選ぶ際、国際的な評価団体(IB・WASC・CIS・ACSIなど)の認定を受けた教育施設か確認することは重要です。
国際認定を受けているということは運営がきちんと行われている証拠であり、安定した教育を受けられることにつながります。
なお、認定資格によってカリキュラムに違いがあるので、比較をしてみるといいでしょう。
また、認定資格があると文部科学省からも認められ、日本の高校を卒業した扱いになります。
そのため、高校卒業後に日本や海外の大学の入学試験の受験資格を得ることになります。
通学期間
インターナショナルスクールによっては、幼稚部のみ、幼稚部から初等部や中等部、高等部までの一貫校とさまざまあります。
将来を見据えて、何歳まで通わせるのかを先に決めることは重要です。
学費
インターナショナルスクールは、一般的に日本の学校と比較して学費が高くなります。
インターナショナルスクールによっても学費の差はありますが、ご家庭で可能な予算を考慮してスクール選びをする必要があります。
世田谷区のおすすめインターナショナルスクール6選
世田谷区のおすすめインターナショナルスクールを紹介します。
セントメリーズ・インターナショナルスクール
住所 | 東京都世田谷区瀬田1-6-19 |
電話番号 | 03-3709-3411 |
公式サイト | https://www.smis.ac.jp/ |
評価認定 | IB WASC CIS |
通学期間 | 幼稚部(5歳)~高等部(18歳) |
学費 | 初等部 2,380,000円 中等部 2,420,000円 高等部 2,450,000円 入学時1回のみ 登録料 300,000円 開発基金 600,000円 ビルメンテナンス年間 100,000円 |
セントメリーズ・インターナショナルスクールは、1954年に設立されたカトリック系のインターナショナルスクール男子校です。
生徒の知的、身体的、感情的、社会的な発達に合わせ男子のニーズのみに重点を置いています。
人種・宗教・国籍など関係なく出願可能で、約50カ国からのおよそ1,000人の生徒が在籍しています。
課外プログラムとして陸上競技・美術・舞台芸術などさまざまな分野が用意されています。
高等部では、国際バカロレア学習コースも提供されています。
清泉インターナショナルスクール
住所 | 東京都世田谷区用賀1-12−15 |
電話番号 | 03−3704−2661 |
公式サイト | https://www.seisen.com/ |
評価認定 | IB CIS NEASC |
通学期間 | 幼稚部(3歳)~高等部(18歳) |
学費 | 幼稚部 半日1,300,000円/全日2,200,000円 初等部 (1 年生から 5 年生)2,350,000円 中等部(6年生から8年生) 2,370,000円 高等部(9 年生から 12 年生)2,370,000円(1回のみ) 登録料300,000円 土地建物開発費500,000円(年間) ビルメンテナンス 100,000円 |
清泉インターナショナルスクールは、カトリック系の女子インターナショナルスクールであり、IBディプロマプログラムを日本で3番目に開始しました。
カリキュラムは、モンテッソーリ教育と、国際バカロレアを取り入れて組まれています。
高等部では、国際バカロレアディプロマ資格(DP)取得か英国のカリキュラム IGCSEを学びます。
ブリティッシュスクール・イン・東京
住所 | 麻布台ヒルズキャンパス:東京都港区麻布台1-3-3 麻布台ヒルズ昭和キャンパス:東京都世田谷区太子堂1-7-57 昭和女子大学5号館 |
電話番号 | 麻布台ヒルズキャンパス:03-5544-9160昭和キャンパス:03-3411-4211 |
公式サイト | https://www.bst.ac.jp/ |
評価認定 | CIS COBIS A-level |
通学期間 | 幼稚部(3歳)~高等部(18歳) |
学費 | 入学金 500,000円幼稚部・初等部(託児所・レセプション込み)2,605,000円 中等部(7年生から9年生まで)2,650,000円 高等部(10年生から13年生まで)2,740,000円 資本開発授業料(毎年)100,000円 |
ブリティッシュスクール・イン・東京は、1989 年に設立され現在は65カ国の国籍を持つ約1,100人の生徒が在籍しています。
1学年最大22クラスで構成されています。
卒業生は、海外だとケンブリッジ大学、インペリアル カレッジ、ニューヨーク大学、ブリティッシュ コロンビア大学、国内だと東京大学などの有名大学へ進学しています。
ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス
住所 | <初等部~高等部> 東京都港区芝4-1-30 <幼稚部> (青山)東京都港区南青山6-13-14 (自由が丘)東京都目黒区緑が丘2-17-12 T’S BRIGHTIA 自由が丘 3F (武蔵小杉)神奈川県川崎市中原区小杉町2-228-1 パークシティ武蔵小杉 ザ・ガーデンタワーズWEST 2F W6 (武蔵新城)神奈川県川崎市高津区末永4-24-18 プリモ一番館1F (白金台)東京都港区白金台3-4-17 (高輪)東京都港区高輪3-21-7 レガロ高輪1F (月島)東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエア1F |
電話番号 | 03-6665-8904(代表) |
公式サイト | https://laurus-school.com/kindergarten/enrollment/ |
評価認定 | IGCSE AS A-level |
通学期間 | 幼稚部(1歳半)~中等部(15歳) 高等部は2025年9月開校予定 |
学費 | 幼稚部(サタデースクールからの編入などにより入園金は異なります) 内部生 入園金55,000円 外部性 入園金110,000円 学費はスクールによって違います。スクールにお問い合わせ下さい。 初等部 入学金 300,000円 フルデイコース(8:30 – 18:00)2,250,000円 レギュラーコース (8:30 – 15:15) 1,790,000円 デジタルラーニング費78,000円 教育管理費95,000円 施設使用料200,000円 中等部入学金 300,000円 授業料 1,900,000円 デジタルラーニング費95,000円 教育管理費 105,000円 施設使用料 200,000円 |
幼稚部は青山や自由が丘などに7カ所にあり、初等部から中等部までは港区芝キャンパスとなります。
ローラスは、世界最大の国際カリキュラムのケンブリッジ国際カリキュラムとローラスイノベーター教育をもとに指導しています。
卒業生は、海外だとイギリス・アメリカ・カナダなどの有名大学、国内だと東京大学・京都大学・早稲田大学などへ進学しています。
オークウッド東京インターナショナルスクール
住所 | 東京都世田谷区中町3-27-11 |
電話番号 | 03-5752-5380 |
公式サイト | https://oakwoodtis.com/ |
評価認定 | なし |
通学期間 | 幼稚部のみ(生後10ヶ月~6歳) |
学費 | <両親が働いている場合> 午前8時~18時まで・保育園 入学金250,000円/教材費60,000円/施設開発費130,000円年間授業料1,570,800円・幼稚園入学金250,000円/教材費60,000円/施設開発費130,000円年間授業料2,310,000円 <通常保育> 朝8時45分~14時45分・保育園入学金250,000円/教材費60,000円/施設開発費130,000円保育料週3日808,500円/週4日924,000円/週5日1,155,000円半日 午前8時45分~昼12時まで 週5日61,250円(1週間毎) プリスクール週4日1,752,000円/週5日1,848,000円・幼稚園週5日1,848,000円<アフタースクール>午後14:45~18:00入学金30,000円月謝5,000円/施設維持費5,000円週2日528,000円週3日660,000円週4日792,000円週5日924,000円 |
保育園・プリスクール・幼稚園・アフタースクールと預け方は、さまざまあります。
保育は月曜日〜金曜日の午前8時〜午後6時で、預けたい日数や時間によって選択可能です。
敷地内で、保育園・幼稚園とプリスクールが分かれています。
また、4週に分けてサマースクールを行っていて、さまざまなプログラムにより音楽、科学、創造性を楽しみながら学びます。
東京インターナショナルスクールキンダーケア
住所 | 麻布校:東京都港区東麻布1-26-2田園調布校:東京都世田谷区玉川田園調布2-10-20 |
電話番号 | 麻布校:03-6441-0545田園調布校:03-5755-5563 |
公式サイト | https://tokyokinder.com/denen/ |
評価認定 | なし |
通学期間 | 幼稚部のみ(1歳半~5歳)<アフタースクール>初等部1年生~5年生・麻布校:火曜日、木曜日、金曜日週3回16:00 – 18:00・田園調布校:月曜日、水曜日レッスンプラン①15:30 – 17:30レッスンプラン②17:45 – 18:45 |
学費 | 直接スクールにお問い合わせ下さい。 |
東京インターナショナルスクールキンダーケアは、日本語の文化も大切にし、日本語の授業を行っています。
日本語の授業以外は、授業とコミュニケーションのすべてを英語のみを使用しています。
whole-child教育をもとに授業を行い、生徒一人ひとりの個性を尊重しています。
whole-child教育とは、たくさん種をまき、その種からどんな芽が出て、どんな花が咲くのか、それは人それぞれだという考え方です。
whole-child教育に基づいた授業の特徴がクロスカリキュラム。
クロスカリキュラムにより、物事をさまざま角度から学び自ら考え行動するという自発性につなげています。
インターナショナルスクールに入学させるメリット
インターナショナルスクールに入学させるメリットについて紹介します。
・ネイティブな英語を身につけられる
・海外の大学に進学しやすい
ネイティブな英語を身につけられる
インターナショナルスクールの多くは使用言語が英語です。
さまざまな国籍の生徒や教員に触れ、日常的に英語を使用することでネイティブな英語が身に付き、グローバルな感覚が養われます。
海外の大学に進学しやすい
インターナショナルスクールの多くは認定資格があり、卒業と同時に日本や海外の大学の入学試験資格を得ることができます。
そのため、インターナショナルスクールの卒業生は国内および海外の有名大学に進学するケースが多くあります。
海外の大学への進学を視野に入れるならインターナショナルスクールは有利といえます。
インターナショナルスクールに入学させるデメリット
インターナショナルスクールに入学させるデメリットについて紹介します。
・日本語力が育ちにくい
・経済的な負担が大きい
日本語力が育ちにくい
インターナショナルスクールによっては、授業を含むコミュニケーションのすべてを英語のみで行っているケースも多くあり、日本語に触れることが少なくなります。
スクールによっては日本語の授業を取り入れているところもありますが、日本で生活する以上日本語の習得も大切になります。
経済的な負担が大きい
インターナショナルスクールは、学費の平均が年間200万円~250万円と高額になり、日本の学校よりかなり高額といえます。
そのため、同級生も裕福な家庭が多くなるため、友達付き合いにもお金がかかる可能性もあります。
世田谷区のインターナショナルスクールに関するよくある質問【Q&A】
世田谷区のインターナショナルスクールに関するよくある質問について紹介します。
世田谷区のインターナショナルスクールの学費はどのくらいですか?
インターナショナルスクールの平均金額は、学費だけで年間200万円~250万円程度かかります。
今回紹介した世田谷区のインターナショナルスクールにおいても同じで、それ以上に高いインターナショナルスクールもあります。
また、学費以外で入学金や施設管理費、教材費、寄付金なども別途必要となります。
世田谷区のインターナショナルスクールに入学するためにはどれくらいの英語力が必要ですか?
幼稚部からの入学の場合、英語力はほぼ必要ありません。
しかし、初等部以上からの入学となると授業についていけるだけの英語力は必要となります。
スクールによっては、入学試験で英語のテストが行われるケースもあり、入学前に希望のスクールにはどの程度の英語力が必要か確認した方がいいでしょう。
世田谷区のインターナショナルスクールに制服はありますか?
今回調べた世田谷区のインターナショナルスクールのほとんどに制服がありました。
インターナショナルスクールの多くは、制服を採用しているスクールが多く見受けられます。
世田谷区のインターナショナルスクールにサマースクールはありますか?
今回調べた世田谷区のスクールを含め、サマースクールを行っているインターナショナルスクールは多くあります。
サマースクールを通して普段できない体験をしながら、英語の学びを深めています。
サマースクールに参加すると授業や多国籍の雰囲気を感じ取ることができるので積極的に参加してみるといいでしょう。
まとめ
世田谷区のインターナショナルスクールには、幼稚部のみのスクールから幼稚部から高等部までのスクールとさまざまありました。また、受けられる認定資格にも違いがあります。
インターナショナルスクールでは、在籍している生徒が多国籍であることからグローバルな感覚を養い、自主性を育ててくれます。また、英語を指導言語としているスクールがほとんどで、卒業生の多くは日本や海外の有名大学に進学しているケースが見受けられます。
インターナショナルスクールで学ぶことは、お子様の視野を広げ、将来の可能性を広げてくれることにつながるでしょう。サマースクールやスクールツアーを行っているスクールも多くあるので、参加してみてはいかがでしょうか。
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