【有名人も輩出】西町インターナショナルスクールとは?特徴や学費について

西町インターナショナルスクールは、1949年に東京都港区麻布元に設立された幼少中一貫制の伝統校です。

少人数制できめ細やかな指導が行われ、多文化教育に力を入れている学校です。

法的に学校財団(学校法人)として認められているため、日本の義務教育を受けた扱いになります。

目次

西町インターナショナルスクールとは

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学校名西町インターナショナルスクール
所在地東京都港区麻布元2-14-7
電話番号03(3451)5520
公式サイトhttps://www.nishimachi.ac.jp/about
創立1949年
対象年齢5歳~15歳まで(幼稚園~9年生)
認定資格西部学校大学協会(WASC)とインターナショナル評議会(CIS)によって共同で認定米国、アジア、太平洋の学校、オーストラリア、ヨーロッパの学校との共通の国際評価基準リンクも提供
生徒数470名
学期1学期8月下旬~12月
2学期1月~6月中旬

西町インターナショナルスクールでの学習スタイル

西町インターナショナルスクールでは、アメリカ式カリキュラムを提供しながら、英語力だけでなく、さまざまな体験型授業が行われています。

そして、生徒のコミュニケーション能力や深い思考力を育成することを目指しています。

生徒は自主的に学習を進め、協調性を身につけることが求められます。

少人数制で、学習スタイルや能力のレベルが異なる生徒にも適切に対応することを目指しているため、生徒一人ひとりに合わせた教育が行われています。

小学校での学び

西町インターナショナルスクールの小学校では、英語・数学・科学・社会・芸術・体育・日本語・日本文化などの科目が幅広く提供されています。

グループ学習やプロジェクトワークなどを通じて、協調性や問題解決能力を身につけることが求められ、生徒の総合的な能力を育成することができます。

中学校での学び

西町インターナショナルスクールの中学校では、英語・数学・科学・社会・芸術・体育・日本語・日本文化などの科目が提供され、生徒一人ひとりの能力や学習スタイルに合わせたカリキュラムが提供されるため、生徒が自分のペースで学ぶことができるという特徴があります。

勉強以外の取り組み

課外活動として、ハワイアンフラダンス・演劇・生け花・コンピュータークラブ・そろばん・茶道・習字・ガールデイジースカウト・初級および中級バンド・テニス・合気道・フェンシング・サッカー・バレーボールなどのプログラムがあります。

早朝や放課後、または週末を使って、外部組織によって実施されています。

西町インターナショナルスクールで得られる認定資格

インターナショナルスクールは、義務教育の対象外となることが多いです。

そのなかで、西町インターナショナルスクールは、WASC(学校認定委員会西部学校大学協会)やCIS(インターナショナルスクール評議会)認定校であるため、教育課程の修了後は日本や海外の高校に進学し、大学進学を目指すことができます

国内で文部科学省の認定を得ている国際認定組織は、WASCやCIS、ACSI(国際キリスト教学校協会)、NEASC(ニューイングランド学校大学協会)です。

国際認定されたスクールでは国際学位(中学校・高校の卒業資格)が取得できます。法的に学校財団(学校法人)として認められていることになるため、日本の義務教育を受けた扱いになります。

日本国籍の場合、日本の義務教育扱いになるかどうかは、日本の大学受験資格を得られるかどうかに関わってくるため非常に重要なことです。

西町インターナショナルスクールでの生活スタイル

西町インターナショナルスクールは、8月下旬に始まり6月に終わる2学期制になっています。時間割や休日、服装について、ご紹介します。

時間割について

●幼稚園
月曜日・火曜日・木曜日・金曜日  午前8時10分から午後3時15分
水曜日 午前8時10分から午後2時30分                     

●小学校と中学校
月曜日・火曜日・木曜日・金曜日    午前8時10分から午後3時30分
水曜日  午前8時10分から午後2時30分

休日について

10月に1週間の秋休みと、12月から1月にかけて3週間の冬休みがあります。

また、4月には1週間の春休み、6月中旬から8月中旬までの8週間のシュメール休暇があります。

服装について

自分のアイデンティティを表現し、外見がきちんとしていて清潔で社会的に適切であれば自由です。

西町インターナショナルスクールの学費

2023年〜2024年の学費は下記のとおりです。

入学時にかかる費用
(返金不可)
入学金(登録料)300,000円
建物管理費825,000円
年会費授業料2,560,000円
教育充実費200,000円
学校成長基金費200,000円

西町インターナショナルスクールの入学条件

小学校と中学校の志願者は、英語(リーディング・ライティング・スピーキング・理解)と数学の学年レベルの習熟度を持っている必要があります。

また、西町インターナショナルスクールでのコミュニケーションはすべて英語で行われるため、片方の親(できれば主保護者)が英語でコミュニケーションできる必要があります。お子様の学習を最大限サポートするという目的のためです。

西町インターナショナルスクール卒業後の進路

西町インターナショナルスクール以外の中学校に進学する生徒のうち、63%が国内のインターナショナルスクールに進学しています。

そのうち約半数がアメリカンスクールで、そのほか、横浜国際高校、聖心インターナショナルスクールなどが選ばれています。

また、30%はアメリカなど英語圏の高校に進学しています。国際基督教大学高等学校など日本の高校に進学する生徒も約7%います。

大学進学実績としては、ハーバード大学・オックスフォード大学・国際基督教大学・慶應義塾大学・京都大学・上智大学・東京大学・早稲田大学など国内外多くの有名校があげられます。

西町インターナショナルスクールの受験方法

願書はオンラインで申し込みます。

書類審査の選考に通ると、グループの模擬授業形式で英語と算数の力が試されます。

その後、親子別々での面接があります。親の面接は1時間程度で、家庭での教育方針やお子様の得意・不得意について質問されます。

特に小学校からの入学の場合、英語での授業に抵抗がないように勉強しておく必要があります。

英語については、学年レベルのリーディング・ライティング・スピーキング・理解が必要となります。数学についても学年レベルの習熟度が必要となっています。

西町インターナショナルスクールがおすすめの理由

  1. 法的に学校財団として認められており、日本の義務教育を修了した扱いになる
  2. 海外の有名大学への進学実績が豊富
  3. 1クラスあたりの生徒数は最大20名で、丁寧な教育を受けられる
  4. 毎日日本語の授業があるため、日本語・日本文化を学べる

西町インターナショナルスクールは、WASC(学校認定委員会西部学校大学協会)やCIS(インターナショナルスクール評議会)認定校であり、国際学位(中学校・高校の卒業資格)を取得することができます。

法的に学校財団(学校法人)として認められており、日本の義務教育を修了した扱いになります。

日本国籍の場合、日本の大学受験資格を得られることになります。

卒業生は、ハーバード大学・オックスフォード大学・国際基督教大学・慶應義塾大学・京都大学・上智大学・東京大学・早稲田大学など国内外多くの有名校へ進学している実績があります。

1クラスあたりの生徒数は最大20名となっています。

中学校は、1クラスあたり10〜20人で少人数制を採用することにより、幅広い国籍の生徒に対して一人ひとりきめ細やかな対応を心がけています。

西町インターナショナルスクールは、日本文化に触れて理解しながら日本語でコミュニケーションをとる能力を身に着けるよう指導しています。

幼稚園から5年生までは、毎日日本語の授業があります

田植えや稲刈り・運動会・もちつき・ホームステイ交流など、定期的に日本の学校との交流の機会があるのも特徴です。

他にも、国内の他のインターナショナルスクールとの交流もあります。英語力を磨きながら同世代のさまざまな子どもたちと親交がもてる、体験型の学校です。

インターナショナルスクール選びのポイント

インターナショナルスクール選びには、学校の方針・設備・進学実績・学費など、多くのポイントがあります。

なかでも、次の3つのポイントが重要なので順番に解説します。

  • 得られる認定資格を確認する
  • 卒業生の主な進路を確認する
  • 日本語の学習レベルはどうか

得られる認定資格を確認する

西町インターナショナルスクールは、WASC(学校認定委員会西部学校大学協会)やCIS(インターナショナルスクール評議会)認定校です。

認定されたスクールでは国際学位(中学校・高校の卒業資格)が取得できます。認定資格が得られるかどうかは、進路決めにおいて重要です。

卒業生の主な進路を確認する

卒業生の主な進路として、約63%が国内のインターナショナルスクール、30%は英語圏の海外の高校、7%が日本の高校に進学しています。

大学進学実績としては、ハーバード大学やオックスフォード大学、東京大学、京都大学、慶應義塾、早稲田大学など、国内外の多くの有名校があります。

ここからも西町インターナショナルスクールの教育レベルの高さが読み取れます。

日本語の学習レベルはどうか

西町インターナショナルスクールの日本語教育の目標は、日本文化を理解しながら、生徒一人ひとりが日本語でコミュニケーションをとる能力(読む・書く・聞く・話す)を身に着けることです。

第2言語を学ぶことより、国際的な視点と理解を育み、生徒に単一の文化を超えて成長する機会を与えることにつながります。

日本で進学や就職をする場合、日本語が拙いと不利になる可能性があります。

バイリンガルでは日本語のレベルが劣りがちになりますが、西町インターナショナルスクールは英語をベースにしながら、日本語と日本文化にもかなり力を入れていることが分かります。

日本語クラスは、レベルごとに実施されています。

よくある質問

西町インターナショナルスクールに関するよくある質問にお答えします。

西町インターナショナルスクールの倍率は?

西町インターナショナルスクールは、5歳からのプレスクールでも倍率は毎年約3倍と高く、小学校からではさらに倍率が上がります。

プレスクールに入学できれば、小学校での再受験は不要です。

西町インターナショナルスクール出身の有名人は?

伊藤穰一さん・関根麻里さん・立川絵理さん・藤島ジュリー景子さん・モントゴメリー道緒さんなどが西町インターナショナルスクールの卒業生です。

伊藤穰一さん…日本のベンチャーキャピタリスト、実業家であり、MITメディアラボの元所長です。Web 世界頂尖の思考者として知られ、創作共用(クリエイティブ・コモンズ)組織のCEO、Six Apart日本分社の主席、Technorati、Digital Garage、WITNESS、Pia Corporation、Socialtext、iCommonsの董事会成員などを務めています。

関根麻里さん…日本のバラエティタレントであり、父親はタレントの関根勤さんです。米国の大学を学部首席で卒業しており、英語が堪能であることが知られています

立川絵理さん…元女優、元タレントであり、現在は弁護士として活動しています。また、英語が堪能であることが知られており、ブログやインスタグラムなどでも活動しています

藤島ジュリー景子さん…日本の実業家、芸能プロモーターであり、ジャニーズ事務所の代表取締役社長を務めています。

モントゴメリー道緒さん…日本の起業家であり、株式会社ABCクッキングスタジオの元代表取締役です。インターナショナルスクール進学のためのコンサルティング事業を行う株式会社GLOBAL STEP ACADEMY GROUPの代表取締役社長に就任しています。

西町インターナショナルスクールは何歳から通える?

西町インターナショナルスクールは、幼稚園(5歳)から通うことができます。

中等部までの男女共学の学校です。5歳からのプレスクールでも倍率は毎年約3倍と高く、小学校からではさらに倍率が上がります。

プレスクールに入学できれば、小学校での再受験は不要です。

西町インターナショナルスクールの対象年齢は、小学部が6歳から12歳まで、中学部が12歳から15歳までとなっています。

まとめ

西町インターナショナルスクールは、設立から70年以上の伝統があり、英語と日本語の両方での言語学習を重要視しています。

英語をベースとして、日本語と日本文化にもかなり力を入れています。

第2言語を学ぶことで国際的な視点と理解を育み、世界にプラスの影響を与える学習者とリーダーを育成することを目的としています。

そして、すべての生徒が世界で調和して生き、貢献することを学ぶことを究極の目標としています。

インターナショナルスクールを選ぶ上で重要なのが、国際教育機構からの認定資格があるかどうかです。

西町インターナショナルスクールは、WASC(学校認定委員会西部学校大学協会)やCIS(インターナショナルスクール評議会)認定校であるため、教育課程の修了後は日本や海外の高校に進学し、大学進学を目指すことができます。

大学進学実績を見ても、レベルの高さが分かります。倍率が上がる小学校から入学するより、プレスクールからチャンスを狙うのがおすすめです。

フードフェスタのようなイベントのほか、9月と2月にオープンキャンパスが開かれているので、東京都内など近隣にお住まいであれば訪れてみてはいかがでしょうか。

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