関西のおすすめインターナショナルスクール8選|学費や選び方も解説

お子様の将来を考えて、早いうちから英語力や国際感覚を養うために、インターナショナルスクールへの進学を検討するご家庭は多いでしょう。

しかし、インターナショナルスクールがどんな学校なのか、学費はどれくらいかかるのか、大切なことは事前に調べてから進学先の候補に入れた方がよいといえます。

今回は関西地方にあるインターナショナルスクールの中で、おすすめの学校や気になる学費・学習カリキュラムについて詳しく解説します。

※2023年8月時点での情報です。

目次

関西のインターナショナルスクールの選び方

関西のインターナショナルスクールを選ぶ際には、以下の4点を確認するようにしましょう。

・カリキュラム内容
・学費
・国際認定
・学校に通う期間


順番に解説します。

カリキュラム内容

関西のインターナショナルスクールには、さまざまな学習カリキュラムを採用した学校が存在します。

子どもの進学先としてインターナショナルスクールを探す際には、どの学習カリキュラムの学校を選択するかで、その後の進路が大きく変わってくることを念頭に置いて選ぶ必要があります。

例えば日本の学校の場合、文部科学省が提示している「学習指導要領」に沿った学習カリキュラムで授業が進められ、教育課程の修了時には日本の学校の卒業認定資格が取得できます。

しかし、他国の学習カリキュラムを導入したインターナショナルスクールに通わせた場合、卒業時に日本の卒業認定資格が取得できず、日本の学校に進学ができないといった事態が起こり得るのです。

ただしインターナショナルスクールでも、所定の教育課程を修了することで日本の大学入学資格が得られる場合があります。

例えば、国際バカロレア(IB)やケンブリッジ大学国際教育機構(GCE-Aレベル)のプログラムを導入した学校や、CISやWASCといった国際的な評価認定を受けた学校の、所定の教育課程を修了した場合がそれに該当します。(後述の「国際認定」もご参照ください)。

進学先のインターナショナルスクールを探す際には、学習カリキュラムが子どもの進路に合致するものかどうかを確認してから選びましょう。

学費

インターナショナルスクールの学費の相場は、初等部・中等部・高等部でそれぞれ年間150〜200万円ほどかかるといわれており、ほとんどの場合、日本の公立・私立の学校よりも高額になります。

加えて数十万円ほどの入学金や、課外授業費・教材費などが別途かかってくると考えられます。

保護者は事前に、教育費に当てられる金額を確認してから、学校を選ぶことが大切です。

国際認定

国際認定とは、国際的な教育認定組織から「適切な運営ができている」と認定されている学校のことです。

文部科学省で定められている国際的な教育認定組織は以下の4つです。

・WASC
・CIS
・ACSI
・NEASC


上記のいずれかの認定を受けた教育施設で、12年間の学習課程を修了していれば、日本で通用する高校卒業資格が取得でき、日本の大学に入学が可能です。

また、国際的な学習プログラムである国際バカロレア(IB)、ケンブリッジ大学国際教育機構(GCE-Aレベル)の認定校で、所定の資格を取得した場合も同様です。

いずれも世界で認められている認定評価や学習プログラムのため、国内のみならず海外の大学への進学を目指すこともできます。

また、国際認定を取得しているインターナショナルスクールは、定期的に教育認定組織から運営方法やカリキュラムなどのチェックを受けているため、健全な運営ができている可能性が高いです。

多くのインターナショナルスクールは国際認定を取得して運営していますが、中には認定を得ていない学校も見受けられます。

国際認定の有無は、学校を選ぶ際のひとつの基準になるといえるでしょう。

学校に通う期間

インターナショナルスクールには、小学校にあがるまでの園児を対象としたプリスクールや、小・中・高とエスカレーター式での進学が可能な一貫校など、さまざまな対象年齢の学校があります。

インターナショナルスクールに子どもを通わせる「目的」によって、どのタイプの学校に通わせるかが違ってきます。


例えば「小学校から始まる英語の授業に備える」という目的であれば、プリスクールのみ運営している教育機関でも十分といえます。

逆に、将来的に海外の学校への進学や、国際的なキャリア形成まで視野に入れている場合は、高校卒業まで通える一貫校も選択肢に入れた方が良いでしょう。

関西のおすすめインターナショナルスクール8選

関西圏にあるインターナショナルスクールのうち、おすすめの学校を8校ご紹介します。

関西国際学園

【基本情報】

住所・乳幼児部、幼稚園部、初等部 : 兵庫県神戸市灘区新在家南町4-1-31・中高等部 : 兵庫県神戸市灘区新在家南町4-9-28
電話番号・乳幼児部、幼稚園部 : 078-882-0666・初等部 : 078-882-6680・中高等部 : 078-881-0668
メールアドレスinfo-sc@faculty.kansai-intlschool.jp
公式サイトhttps://www.kansai-intlschool.jp/
評価認定CIS、国際バカロレア
学費(年額)乳幼稚部・授業料 : 264,000〜1,224,000円(年齢、コースによって変わる)・教育・施設充実費 : 156,000 円
幼稚園部・授業料 : 1,284,000円・教育・施設充実費 : 192,000 円
初等部・授業料 : 1,944,000円・教育・施設充実費 : 420,000 円・施設費 : 100,000円(初年度のみ500,000円)
中高等部・授業料 : 2,124,000円(内部生は1,944,000円)・教育・施設充実費 : 396,000 円・施設費 : 100,000円(初年度のみ500,000円、 内部生は初年度250,000円))

関西国際学園は、関西圏と首都圏で多数のグループ校を運営しているインターナショナルスクールです。

1歳〜高等部卒業までが対象の一貫校ですが、妊娠中から通える親子クラスも開講しています。

CISの国際認定を取得しており、同時に国際バカロレアの認定校でもあります。

高等部では、国際バカロレアのDPコース・海外大学進学コース・医学部進学コース・国内大学進学コースの全4コースの中から、自分の希望する進路に合わせて選択できるようになっています。

大阪インターナショナルスクール

【基本情報】

住所大阪府箕面市小野原西4-4-16
電話番号072-727-5050
メールアドレス不明
公式サイトhttps://sois.kwansei.ac.jp/osaka-international-school
評価認定WASC、国際バカロレア
学費(年額)幼稚部〜5年生・授業料 : 1,841,000円・EAF(教育進学費) : 235,000円・PTA会費 : 3,000円
6年生〜10年生・授業料 : 2,202,000円・EAF(教育進学費) : 275,000円・PTA会費 : 3,000円
11年生〜12年生・授業料 : 2,311,000円・EAF(教育進学費) : 275,000円・PTA会費 : 3,000円

大阪インターナショナルスクールは、関関同立のうちの一校である、関西学院大学と同じグループのインターナショナルスクールです。

姉妹校の千里インターナショナルスクールが同じキャンパス内にあり、学校行事やスポーツなどで交流することで、よりグローバルな環境で学校生活を送れるのが特徴です。

幼稚部から高等部卒業まで通える一貫校で、WASCから国際認定を得ており、国際バカロレアの認定校でもあります。

卒業後は海外の大学に進学するケースが多く、ケンブリッジ大学やペンシルバニア州立大学といった難関大学への進学実績があります。

大阪YMCAインターナショナルスクール

【基本情報】

住所・中津キャンパス : 大阪府大阪市中津6-7-34
・土佐堀キャンパス : 大阪府大阪市西区土佐堀1-5-6-9F
電話番号・中津キャンパス : 06-6345-1661
・土佐堀キャンパス : 06-7669-1222
メールアドレスadmissions@oyis.org
公式サイトhttps://oyis.org/blog/the-only-ib-through-school-in-osaka-city/
評価認定WASC、国際バカロレア
学費(年額)プリスクール・授業料 : 1,294,000円・施設費 : 184,000円・保険 : 7,000円
キンダーガーデン・授業料 : 1,378,000円・施設費 : 184,000円・保険 : 7,000円
1年生〜6年生・授業料 : 1,521,000円・施設費 : 184,000円・保険 : 7,000円
7年生〜9年生・授業料 : 1,705,000円・施設費 : 184,000円・保険 : 7,000円
10年生〜12年生・授業料 : 670,000円・施設費 : 1,286,000円・保険 : 7,000円

大阪YMCAインターナショナルスクールは、大阪市内で唯一の国際バカロレアプログラムの一貫校で、幼稚部から高等部卒業までが対象のインターナショナルスクールです。

全体で300名以上の生徒が在籍しており、3歳〜14歳の生徒は中津キャンパスで、それ以降の生徒は土佐堀キャンパスで学校生活を送ります。

国際バカロレアの特徴である、生徒自らが課題を探して解決する探究学習によって、国際社会で活躍する人材の育成を目指しています。

梅田インターナショナルスクール

【基本情報】

住所大阪府大阪市中央区島之内1-7-21 UK長堀ビル(幼稚部、初等部 : 2階 / 中等部、高等部 : 7階)
電話番号06-6775-5598
メールアドレス不明
公式サイトhttps://umeda-international-school.com/
評価認定ACSI
学費(年額)不明(公式サイトに記載なし)

梅田インターナショナルスクールは、ACSIから国際認定を取得しているクリスチャン系のインターナショナルスクールです。

4歳〜高等部卒業までの一貫校で、「自主性・独立心のある生徒を育てる」をモットーにした、少人数制のきめ細かな教育指導が強みです。

放課後に無料で英語の補習を行ったり、高等部でも英語の授業と英語・日本語両方を使った授業を選択できたりするなど、英語力に自信のない生徒にも気を配った指導を行っています。

京都インターナショナルスクール

住所京都市上京区北俵町317
電話番号075-451-1022
メールアドレスkis@kis.ac.jp(一般情報)admissions@kis.ac.jp(入試事務局)
公式サイトhttps://plus.kis.ac.jp/
評価認定WASC、国際バカロレア
学費(年額)幼稚部〜6年生(PYP)・授業料 : 1,313,000円・建物・設備費 : 186,000円・PTA会費 : 3,000円
7年生〜10年生(MYP)・授業料 : 1,682,000円・建物・設備費 : 186,000円・PTA会費 : 3,000円

京都インターナショナルスクールは、1957年創立の歴史あるインターナショナルスクールです。

京都市内で唯一の、国際バカロレアの初等部(PYP)・中等部(MYP)プログラムの認可校で、国際バカロレアの卒業認定資格が取得できる高等部(DP)の教育過程については、提携しているインターナショナルスクールへの進学や、オンライン受講を推奨しています。

教育課程の中で、国際バカロレアプログラムの「学習へのアプローチ」の理念に基づき、思考スキル・自己管理スキル・社会的スキル・研究スキル・コミュニケーションスキルの5つのスキルの成長を促進しています。

同志社国際学院

【基本情報】

住所京都府木津川市木津川台7丁目31−1
電話番号0774-71-0810
メールアドレスadmissions@dia.ed.jp
公式サイトhttps://www.dia.doshisha.ac.jp/
評価認定国際バカロレア
学費(年額)・授業料 : 850,000円・施設充実費 : 150,000円

同志社国際学院は初等部(小学校)を対象とした国際バカロレア認定校であると同時に、文部科学省に定められた一条校でもあります。

(一条校とは、日本の学習カリキュラムに沿って授業を進める、いわゆる「日本の普通の学校」のことで、一般的なインターナショナルスクールでは取得できない「日本の卒業認定資格」が取得できる学校を指します。)

さらに、一条校でありながら国際バカロレアに基づいた探究型の学習に重点を置き、英語・日本語のバイリンガル教育を行うことを許可された教育課程特例校であるという特徴があります。

また、関西圏でトップクラスの学校法人である同志社グループの初等部という立ち位置から、卒業後の進路として4つのグループ校への推薦制度があるのも魅力の一つです。

カナディアンアカデミー

【基本情報】

住所神戸市東灘区向洋町中4-1
電話番号078-857-0100
メールアドレスoffice@canacad.ac.jp
公式サイトhttps://www.canacad.ac.jp/
評価認定WASC、CIS、国際バカロレア
学費(年額)幼稚部・授業料 : 1,000,000円〜2,330,000円・建物・設備費 : 260,000円
1年生〜5年生・授業料 : 2,330,000円・建物・設備費 : 260,000円
6年生〜8年生・授業料 : 2,730,000円・建物・設備費 : 260,000円
9年生〜11年生・授業料 : 2,800,000円・建物・設備費 : 260,000円
12年生・授業料 : 2,900,000円・建物・設備費 : 260,000円

カナディアンアカデミーは、1913年創立の名門インターナショナルスクールです。

2つの国際認定を取得しており、4歳〜高等部卒業まで、全体で約600人の生徒が、国際バカロレアの学習カリキュラムに沿った教育を受けています。

寮制度があるため、自宅が遠方の生徒でも入学が可能です。

シカゴ大学やボストン大学などの世界中の難関校への進学実績を残しているほか、東京大学や大阪大学など国内の有名大学に進んだ卒業生もおり、学業レベルの高い学校であることがわかります。

マリスト国際学校

【基本情報】

住所兵庫県神戸市須磨区千守町1-2-1
電話番号078-732-6266
メールアドレスinfo@marist.ac.jp
公式サイトhttps://marist.ac.jp/ja/
評価認定WASC、国際バカロレア
学費(年額)幼稚部・授業料 : 1,461,000円・建物維持費 : 103,000円
1年生〜6年生・授業料 : 1,678,000円・建物維持費 : 103,000円
7年生〜10年生・授業料 : 1,769,000円・建物維持費 : 103,000円
11年生〜12年生・授業料 : 1,777,000円・建物維持費 : 103,000円

マリスト国際学校は、3歳〜高校卒業までの生徒が通うインターナショナルスクールです。

幼稚部の3〜4歳の生徒は、GoogleやAmazonの創始者などの数々の成功者が受けたとされる、モンテッソーリ教育を受けることができます。

モンテッソーリ教育とは、生徒が自分のペースで、満足するまで学習を追求するプログラムで、日本でも棋士の藤井聡太氏が幼少期に受けていた教育方法として注目されています。

英語力向上のためのサポートに力を入れており、8年生までは英語を習得途中の生徒も受け入れています。

9〜12年生は基準以上の英語力が求められます。

関西のインターナショナルスクールに入学させるメリット

関西のインターナショナルスクールに入学させるメリットは、以下の3つが挙げられます。

・英語力向上に期待できる
・海外の大学に進学しやすい
・主体性を育成できる


順番に見ていきましょう。

英語力向上に期待できる

関西のインターナショナルスクールでは基本的に英語、または英語と日本語の2カ国語でコミュニケーションを取ります。

また、さまざまな国籍の生徒が在籍している学校も多いです。国際色豊かな環境に身を置くことで、自然に英語の読解力や表現力を高めることができるでしょう。

学校によって英語を使用する頻度には差があるため、英語力重視で学校を選ぶ際には、クチコミなどの情報収集をする・実際に現地を視察するなど、事前にしっかり調べることが大切です。

海外の大学に進学しやすい

関西のインターナショナルスクールの多くは国際認定を取得しているか、国際的に認定された学習カリキュラムを採用しています。

そのため、学校を卒業することで、世界各国にある有名大学の入学試験を受けることができます。

実際に卒業生の進学実績をみると、海外の大学へ進学しているケースは非常に多いです。

特に、国際バカロレアのディプロマ資格などは、資格試験時に基準以上の成績を収めると、入学試験が免除される「IB入試」が世界中の多くの大学で取り入れられています。

国際バカロレア認定校への進学は、将来的に海外の大学へ進学させたいと考えているご家庭に、大きなメリットをもたらす可能性が高いといえるでしょう。

主体性を育成できる

関西のインターナショナルスクールでは、日本の一般的な授業とは違った学習プログラムを導入しています。

決まった範囲の中で、決まった問題を解いていく日本の学習とは異なり、多くのインターナショナルスクールでは、生徒自身が見つけた疑問について考え、自由に答えを導く探究型の教育など、生徒が主体となるようなプログラムを取り入れています。

そのため、グローバル社会で活躍するための思考力や主体性を持った人材が育ちやすい環境であるといえます。

関西のインターナショナルスクールに入学させるデメリット

関西のインターナショナルスクールに入学させるデメリットには、以下の3つが挙げられます。

・国内学校への入学が難しい
・お金の負担が大きい
・日本語力が育ちにくい


順番に解説します。

国内学校への入学が難しい

関西のインターナショナルスクールの多くは、卒業時に日本の卒業認定資格が取得できない「各種学校」という認可、もしくは無認可の学校です。

そのため、途中で日本の学校に進学・編入させたくてもできない可能性があります。

例を挙げると、インターナショナルスクールを卒業したが日本の大学の受験資格がなく、高等学校卒業程度認定試験(いわゆる大検)を取得しなければ受験できないといった事態などがそういったケースになるでしょう。

国内大学への進学も視野に入れている場合は、国内大学の受験資格を取得できるインターナショナルスクールを選んで進学する必要があります。

お金の負担が大きい

関西のインターナショナルスクールは、一般的な日本の学校よりも学費が高くなる傾向があります。

学費の相場は150〜200万円と言われており、今回ご紹介した関西の学校の中では、それ以上の授業料が必要な学校が複数あります。

加えて、入学金や課外学習費、教材費などの一時的な出費も当然あるでしょう。

また卒業後に、国内外の大学に進学するための費用を用意する必要があります。

さらに、家庭でサポートを行う保護者の時間的・精神的な負担が大きくなることも考えられます。

子どもをインターナショナルスクールに入学させることで、経済的・精神的に家庭での生活が圧迫される可能性があることも考えて、進学先を選ぶようにしましょう。

日本語力が育ちにくい

関西のインターナショナルスクールでは、日常的に英語を使ってコミュニケーションをとるため、必然的に日本語を使う頻度が少なくなります。

そのため、英語力がつく反面、日本語力が育ちにくくなる可能性があります。

海外に拠点を移す予定のある場合は問題ないですが、「日本語メインで英語も話せた方が良い」という方針のご家庭は、バイリンガル教育を行うインターナショナルスクールに通わせるか、ご家庭で日本語学習のサポートを行う必要があるかもしれません。

関西のインターナショナルスクールが向いているケース

関西のインターナショナルスクールは、以下のようなご家庭におすすめです。

・海外の大学への進学も視野に入れている
・難関大学の入試にも対応できる質の高い教育を受けさせたい
・日本の学習カリキュラムとは違った外国式の教育を受けさせたい
・将来を考えて英語力をつけておきたい


また、インターナショナルスクールの学費や将来の進学などにかかる費用を考えると、経済的に余裕のある環境が必須と思われます。

関西のインターナショナルスクールに関するよくある質問【Q&A】

ここでは、関西のインターナショナルスクールに関連した、よくある質問3点についてまとめました。

・関西のインターナショナルスクールの学費は平均いくらですか?
・関西のインターナショナルスクールへ入学する際に英語力は必要ですか?
・関西のインターナショナルスクールと普通の学校の違いは何ですか?

順番に見ていきましょう。

関西のインターナショナルスクールの学費は平均いくらですか?

学費の相場は150〜200万円と言われていますが、授業料に加えて、入学金や課外学習費、教材費などの一時的な出費も発生するのが一般的です。

また、英語の補習授業やスクールバスが必要な場合もあるため、生徒の状況によって金額は変わってきます。

関西のインターナショナルスクールへ入学する際に英語力は必要ですか?

インターナショナルスクールの入学に必要な英語力は、学校の方針やお子様の学年によって異なります。

例えば幼稚部で、入学時に英語力を求める学校はほとんどありません。

しかし初等部の高学年以降は、入学条件として英語力を求められるケースが増えてきます。

英語のサポートが必要な子どもの入学を断っているインターナショナルスクールもあるため、学校の公式サイトを調べる・直接問い合わせるなどして事前に確認しましょう。

関西のインターナショナルスクールと普通の学校の違いは何ですか?

関西のインターナショナルスクールの多くは、卒業時に日本の卒業認定資格が取得できない「各種学校」という認可、もしくは無認可の学校です。

そのため、途中で日本の学校に進学・編入させたくてもできない可能性があります。

ただし、先述した同志社国際学院は文部科学省から一条校の認可を得ているため、卒業すれば日本の小学校の卒業認定資格がもらえます。

まとめ

関西のインターナショナルスクールでは、さまざまな国籍の生徒や教師と日常的に英語でコミュニケーションを取ることで、多様性の意識と英語力が自然に育つ環境が整っています。

また、国際バカロレアプログラムをはじめとした外国式の学習カリキュラムを受けることで、将来グローバル社会で活躍するための精神力・思考力の向上が期待できます。

お子様の教育について、「海外の大学への進学も視野に入れている」「日本の学習カリキュラムとは違った外国式の教育を受けさせたい」といったお考えがあるなら、インターナショナルスクールへの入学を検討してみてはいかがでしょうか。

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